2011年04月18日

タモのリサーチ(4/18-2)

             ☆祝福の中で愛を込めて☆


つれづれに
巡礼の旅路で…


        やわらかな日差しに初夏を感じるような
        美しい日曜日

        これほどまでにやわらかな愛おしいさは
        久しぶりだなぁ

        猫のように眠たくなって
        猫のようにわがままになった


        今日に生きているわたしは
        今日に穏やかに寛いでいた
        風は暖かな太陽の光りを運び
        今日の生命を明らかに現していた


        心地よさに居眠りをして
        心地よさに溶けていた


        明日を考えることも昨日を思い悩むことも
        見事に無意味だと感受している

        可笑しさに笑う

        知りたいことは山ほどあって
        知り得たことは手のひらサイズ

        それだからと言って終わりはなく
        ソレだからと言って終わりは決めず
        清らかに自らの出番を決める


        明らかに現れる美しい思いは
        満開の桜に似て粛々と亭々と育ち
        美しく咲きまた散っては新しく実る

        繰り返し繰りひろげられる心模様も
        いつしか春の慶賀に開かれていた


        決めずに決める

        行くも戻るも
        大空と大地の間に生きてこそと
        今日もまた光りに溶けて居眠りをする



        苦しみに目を奪われず
        悲しみに心捕らわれず
        虚無に生命開かず


        伸びやかにおおらかに明るさを忘れず
        平安に向かい閑寂を満たし照福に溢れ
        己れが道をひたすらに歩く


        春爛漫生命礼賛


        風になびく髪には白糸が混じり
        桜に触れる指先には刻まれた月日が見えていた


        人生は…
        これほどに明らかだった


        はらはらと満開の桜花散る


        お見事です…



Posted by 岡田多母 at 11:10│Comments(1)
この記事へのコメント
いつもありがとうございます。
多母さん。
本日も絶妙のタイミングで助けていただきました。

一昨日、愛犬との散歩の途中、民家から突然に飛び出してきた
犬にとびかかられ、犬を守ろうとした自分が手をかみつかれて帰って
きました。言葉で表せない興奮状態のままで、
自宅に戻り上着を脱いだとき....
ふわっと肩から桜の花びらが一枚おちました。

痛さも不安も、自分の家の犬に対しての注意を怠っていた飼い主への
思いも、そのうつくしさに忘れてしまうことができました。

私も、花びら一枚の働きをしていたいと思います。

追伸:傷口は花びらとお水のおかげで
一時間もしないうちに、腫れがひいて赤みもなくなりました。
Posted by ミヤイ at 2011年04月18日 11:37
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